2008年06月09日

再会

想い続けることは大切なことだ。
想い続けた分だけ感動を大きくさせ、そして成功した暁には過去の失敗は思い出として昇華していく。

金山沢奥壁・・・前回の時間切れ敗退から6年の月日が経っていた。
思い焦がれたこの壁に同行してくれるパートナーが現われるまでに、これだけの時間が経ってしまった。

午後から雨の予報を心配しながら金山鉱山道を歩いていくと、茶色と緑に染まった金山沢奥壁が見えてきた。目指すルートを眺めていると、何か動く影がある。この誰もいないはずの壁に、目指すルートに登っている人がいる!
ちょっぴりうれしくなった。

彼らに追いつきたいと思って、少しでも急ごうとするが、この壁はそんなことを許してくれるほど甘くはなかった。外傾したスラブの悪さとだらしなく垂れる垂直ブッシュの悪さは本物で、最初は堅実な登りをしていこうと思っていたが、気がつけば、いつ抜けてもおかしくないようなブッシュを全体重かけて腕力登攀していた。
前回以上の悪さに参ってしまい、スラブからリッジにあがる14ピッチ目は思いっきり間違ってしまい、泣きそうになりながら、効いているか怪しいハーケンを1本埋め、クライムダウンする始末(結局、回収できず残置)。
このピッチから雨まで降ってきてしまい、悲惨なクライミングになる。気がつけば夜の帳との競争だ。残業が大嫌いなはずの僕らはいつものように残業となり、19時前に稜線に出た。

翌日はというと、あざ笑うかのような晴・・・。なんてこったい。
すっかり穏やかなオツルミズ沢源頭を歩き続けると、見覚えのある小屋についた。

P6070005.JPG

P6070012.JPG




posted by gorge13 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Footmark in the mountain | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

がんばりすぎた

がんばりすぎるのは時として毒らしい。

金山沢奥壁を登って2日後、朝起きると背中がただれている。何が起きたのだ? ひょっとしてこれはヘルペスか?
ちょうどその日は健康診断の日であった。病院にいくと、やっぱりそのとおり。センセイの見立てでは、忙しいのに無理して山に行き、かなり抵抗力がなくなっているんでしょう・・・とのこと。

な、納得です。

しかし、この4日後、もっと悲惨なことが待ち受けていたのだった。
posted by gorge13 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。