昨年、大事故で骨折したその友達は、もうすぐ山から離れて1年になるが、すっかり山から離れて、丸くなっていた。
そういえば、先日、飲み会の前に彼からこんなメールが届いた。
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暴走族のあんちゃんたちはいつか引退します。
彼らは知っています。若いときにしか出来ないことがあるということ。
そしてそれをやりきった後でしか(本当の意味で)次のステージに行くことができないということを。
元ヤンに案外「いいやつ」が多いのは、たぶん若いとき、死んでしまうこともあるような遊びに「本気」だったからなんだと思います。(実際仲間が死んでそれを乗り越え、本気で泣いたり笑ったり)
やんちゃな時期は、人生には必要です(「人間力」が培われるから)。でもいつまでも続けるわけにはいきません(死んでしまうから)。
やっぱり「大人」としては、遊びで培ったその情熱と力を仕事に注ぐべき(社会に還元すべき)なんだと思います。
仕事に疲れたとき、ちょっとスクーターで心地よい風に吹かれる、そのくらいが距離感としてはちょうどよいのかもしれません。
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決して短くない期間、僕らは十分にがんばったのかな。どうなんでしょ? もうちょっとはやってみたいという思いもあるけど、少しづつ足が離れてることもまた事実。
生涯できる趣味ではないことも理解しているので、今年の冬は視点をかえて南の島にいってみようかな?