2012年01月15日

とてつもなく厳しかった鹿寮渓

DSC03637.JPG

DSC03701.JPG

DSC03704.JPG

DSC03706.JPG

DSC03721.JPG

DSC03723.JPG


正直少しナメていた。
当初1日目に着けるだろうと踏んでいた幕営予定地には、2日経っても辿り着けない有様。
そもそも遡行開始1時間経過時点から、大量の水を吐き出すゴルジュにつかまるとは想定もしていなかった。
河原だと思っていた場所にあったのは、巨岩と大量の水、そして白濁した流れであり、これを1つ1つ片付けなければならなかった。

何よりも過去に正月に行った3回と比較しても明らかに気象条件は厳しく、毎日のように雨が降った。異常とも言える位の低温に、ひたすら泳ぎ続けるプランは正直厳しすぎた。

3日目の午前中になって、やっと1日目の幕営予定地に辿り着く。
しかし、ここから先で僕らを待ち伏せていたのは、残酷とも言えるような厳しいゴルジュから吐き出される大水量の滝と活路すら見いだせない側壁。

通らずの2m滝を目にして、両岸のブッシュ帯を追って見るが、ここを登るには幕営予定地まで戻り、そこから左岸の藪をこいだとしても、地形図では少なくとも標高で700mほど追い上げられそうだ。しかも、その先に待っているのは谷に降りれるパスポートではなく、どうみても横断が難しそうな支流の存在。降りるとはとても思えない・・・。
ここまででケガ人を出してしまっていた僕らは、これ以上の前進をあきらめるしかなかった。

気持ちを切り替え、大支流の1本を登るべく、戻って支流に足を踏み入れるが、ここで見せ付けられたのは本流以上に絶望を感じさせてくれる強烈な切れ込み。全く歯が立たずに支流を登るのさえもあきらめ、尾根を藪こぎして800m登るという最後の手段を講じて下山したのだった。

あなどれじ台湾。

2011.12.29-2012.1.2
台湾・鹿寮渓(中退)
木下徳彦(チーム84)橋本剛(finetrack)、小山田隆博(帯広老山)、他2名(台湾メンバー)


posted by gorge13 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Footmark in the mountain | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。